美容クリニックで看護師が成功するためのノウハウ

美容クリニックに転職した後、どのような仕事が待ち構えているかご存じだろうか。美容クリニックの看護師の年収は高いことが多いのだが、なぜ年収が高いのかといえば、クリニックの売り上げに、業績給やノルマが加わるからである。

 

業績給とは、どのくらいの売り上げがあったかに応じで支払われる給与のことで、ノルマとは看護師個人に割り当てられた業績となる。

 

これを達成すると、臨時でボーナスが出たり、報奨金をもらえたりするという仕組みなのである。来院したお客様に対して、どのような施術を勧めるかで給料が変わる。

 

ただ「ノルマ」と聞くと、肩に重い負担が乗っかったようで、「看護師なのに営業をしなければならないなんて、私には無理」と考える人もいるだろう。

 

そこで今回は、看護師であるけれどノルマを達成し、美容クリニックの看護師として、成功していく方法についてお話していきたい。

 

ノルマの達成方法

 

まずは、あなたがお客様に「あの施術が良い」「この施術がおススメだ」ということを闇雲に伝えても、成功する可能性はゼロに等しいということだ。

 

例えば、シミ除去に来院したお客様に初対面のカウンセリングで、本人も気づいていないレベルのシワを指摘されて、「これも取ったほうが良い」といわれたら、どのような気分になるであろうか。あまり関係が築けていないにも関わらず、コンプレックスとも思っていないことを他人に言われたら、あまりいい気持ちはしないであろう。

 

そこでまずは、お客様と良い関係を築くことから始める。信頼関係を作っていくのだ。信頼関係とは、お客様に強制をしない、無理やり信頼を得ようとおもわない、ウソをつかない、といったお客様の立場になって物事を考えることだ。「自分だったら、このような言い方をされたら、どう思うだろう」といったことを立ち止まって考えてみることである。

 

もし、「この施術があることをお客様に知っておいてもらいたいな」ということがあれば、自分の言いたいことを優先するのではなく、とりあえずお客様のコンプレックスと思っている部分を親身になって聞くことが大切である。

 

そして施術などが終わって、ほっとしているときにねぎらいの言葉をかけることだ。満足して帰ってもらい、次回に来院したときに、目があえば、「あー、あのとき親切にしてくれた看護師さんだ」と思ってもらえるようにしておくことだ。そのときにでも、「このようなおススメの施術もあるから、興味があったらもっと詳しく話します」と伝え、相手に選択肢をもたせるようにすればよい。

 

そのお客様は、ふとした時にあなたの言葉を思い出して、「あの看護師さんがおススメなら、やってみてもいいかもしれない」と思うかもしれない。

 

お客様は少しでも不満や不安に思うことが出てしまえば、そこの美容クリニックには二度と来ない恐れがある。まずは、リラックスでき、安心して相談できる場であるということをお客様に指し示すことが大切であるのだ。

 

「売り上げを上げないと、給料が増えない」などという目がぎらついたそぶりを少しでも見せるとお客様はすぐに気づく。とりあえず、給与アップのことは置いといて、「お客様のために自分は何ができるのであろう」と常日頃から考えているほうが、自然と売り上げアップにつながるのである。

 

女性に好かれるべき

 

次に、女性にとって好かれる人物になりきることである。よく美容クリニックでは「ものすごい美人の看護師」しか雇わないと思われがちだが、実はそんなことはない。こちらが圧倒するような美人では、美の目標にするには高すぎて、同性の女性からするとあまり好かれず、憧れの対象にはならない。

 

しかし、もともとキレイでもなくコンプレックスの塊だったけれど、「この美容クリニックに勤め始めて、このような施術を受けて、こんなに自分に自信がもてるようになった」という、そこそこの雰囲気美人のほうが、同性の女性は敵意をもたず憧れをもちやすい。

 

「私だって、この施術をうけて自分を磨いたら、この人みたいになれるかな」といった雰囲気美人のほうが、男性にも女性にも好かれることが多い。

 

美容クリニックでなんらかの施術を受けて、お客様が明るくなれたり、前向きになれたりすれば、それは、大成功といっていいのである。

 

だからこそ、あなた自身が明るく、前向きに美容クリニックで看護を行っていくようにすればいいのである。
他にもノルマを上げるための具体的なノウハウとしては、月単位で売上目標を設定するのではなく、週単位、日単位でノルマを設定して、行動するとよい。いきなり大きな目標を設定するだけでは、自分がどのように行動していいか分からないことが多いのである。

 

どのようにノルマを達成すればいけばよいのかが分かれば、その週、その日にどのように立ち回ればいいのかが分かってくる。小さい目標でも、その日一日のうちに達成し続けていれば、自己肯定感にもつながり、仕事へのモチベーションにもなるので是非試していただきたい。

 

言い訳をしてはいけない

 

また細かいことを言うようであるが、もし目標を達成できなかったとしても言い訳を考えてはいけない。「今日はやる気が起きなかった」「クレーム対応で忙しかった」「体調がすぐれなかった」「新人で経験が無いから仕方ない」など。

 

このような状況の中でも目標を達成している看護師がいる、ということを忘れてはならない。仮に体調がすぐれていなかったとしても、その中で目標を達成するために動き、実際に達成したとなると、それは自分にとって大きな自信となる。

 

言い訳を考えることは幼い子供でもできる。しかし、改善点を考えられるのは「できる人間」だけである。もし目標を達成できなかったのであれば、「なぜ達成できなかったのか」「達成するためには何をすればいいのか」「どのように動けばいいのか」について再考してみるとよいだろう。

 

このように美容クリニックで看護師が成功していくためには、日々コツコツと努力を積んでいくことが重要だ。昨日よりは今日、今日よりは明日と、自分のレベルを上げていけるよう前向きに取り組んでいってもらいたい。