美容クリニックで働く「看護師のやりがい」とは何か?

美容クリニックでの看護は一般の病院などで働く看護師と異なり、やりがいとは何なのか不安になることがある。エステティシャンと同じような仕事をするのであれば、看護師免許をもっている自分としては、長続きしない仕事になってしまうのではないか、と思ってしまうこともあるだろう。

 

そこで今回は美容クリニックでの看護師のやりがいについてスポットを当ててお話していきたいと思う。

 

美容クリニックのやりがい

 

美容クリニックとよく比較されるのはエステサロンである。目的はどちらも同じで「女性を美しくすること」である。しかし、美容クリニックとエステには違いがある。それは結果といえる。「昨日と今日で全く違う自分を手に入れられる」という「はっきりした結果」を得られるのが美容クリニックというわけだ。

 

美容外科クリニックとなると、思い浮かぶ言葉が「高額」「取り返しがつかない」といったことだ。一方、エステサロンは、「癒される」「施術に失敗はない」といった事柄が挙げられる。

 

確かにエステサロンにいくと気分がリラックスし、ストレスを解消できる効果が期待できる。さらに肌をいたわってもらえ、心身ともに癒やしになる。

 

しかし、「美肌効果を表したい」「二重まぶたにしたい」「シミをとりたい」といった外見上のコンプレックスを短時間で解消したいのであれば、 美容外科クリニックが最適といえる。

 

医療クリニックの方が即効性は高い

 

「脱毛などは、エステサロンでも美容皮膚科でもどっちでも受けることができるけど、どうなの?」と思うこともあるだろう。

 

エステサロンで行なわれている脱毛は「光脱毛」で、美容皮膚科などで行われているのは医療脱毛である。エステでのレーザー機器は照射パワーが弱く、3〜5年で20回くらい通わないと脱毛が出来ない。

 

それに対して、医療脱毛は医療従事者が行っているため、照射パワーが強く1〜2年で5回くらい通えば脱毛が完了する。

 

高額だといわれている医療脱毛であるが、脱毛完了するまでの通う回数などを考慮すると、総額にすると安く済むのである。何らかのトラブルがあった際も、医師が対処してくれる点では非常にありがたい。このようにエステサロンよりも、短時間で効率よく効果を出したい人にとっては、かなり便利であるのが美容クリニックといえる。
このことを把握したうえで、美容クリニックでの看護師のやりがいとは、一体どのようなものであろうか。
まず、美容クリニックに勤める看護師のやりがいとは、「お客様がイメージした要望を医師に的確に伝え、満足いく結果になるよう導く」ことである。お客様がイメージしている以上に、満足した出来になれば、大変喜んでもらうことができ、看護師としてのやりがいに変わる。

 

男性医師であると、女性がイメージするキレイやかわいいをどうしても男性目線で捉えてしまう。そのようなとき、同じ目線をもつ看護師が医師とお客様の間に入り、イメージをより分かりやすく伝える役目を果たすことが求められている。

 

特に二重まぶたの幅が1oでもイメージと異なると、お客様は満足しないことがある。目じりや目頭のカーブのちょっとしたカーブの角度に至るまで、お客様がイメージしている二重に近づけることが大切である。お客様がしたい二重とお客様の顔全体のバランスを考え、お客様にとってベストな二重まぶたを提供する。お客様が結果に満足して、いままでのコンプレックスが解消できれば、それは美容クリニックの看護師として、この上ない喜びとなるだろう。

 

私も美容クリニック経験がある

 

実は私も美容クリニックの取材をしたときに、実際にシミをレーザーで取ってもらった。不安と緊張のなか、レーザー照射に行ったのだが、そこの看護師に大変救われた。実際にそこの看護師が自分のとったシミを見せてくれたからだ。

 

レーザー照射から2週間後、肌色のテープが取れたあとも、うっすらシミが残っていたので、施術は失敗したのだとおもって不安になって美容クリニックに見せにいった。すると看護師が「レーザーあとのうっすらとしたシミは出る人もいます。この写真をみてください」と今まで施術を行った人たちの写真を数枚見せてもらった。確かにそこには、私のようにうすくピンクの後が残っていた。

 

しかし3ケ月後の写真をみると、みんな跡形もなくきれいになっていた。

 

これで安心できた。この看護師のようにしっかり説明を行い、実際の写真を見せ、アフターフォローをしてもらえると、「信頼できるクリニックだな」と感じることができた。忙しさにかまけて「大丈夫、いつかこのシミは消えるから。あんまり目立たないよ」なんて言われただけであると、不安になってしまっていたであろう。

 

これから年齢を重ねていくことで、他のなんらかのコンプレックスが出てきたとしても、この美容クリニックがあるから「安心だ」と思えた。シミがあったころは、シミの部分だけをコンシーラーで塗っていたのだが、シミを除去してからは、若いときと同じように化粧に時間をかけずにすむ。汗をかいて顔をタオルで拭っても心配は要らない。コンプレックスを取り除いたおかげで、自分に自信を持つことができた。自己満足かもしれないが、自己満足は大切だと感じた。

 

こういった点から、私のちょっとした不安を患者の立場になり考え、取り除いてくれた看護師に感謝したい気持ちでいっぱいである。

 

本当のやりがいを知る

 

美容クリニックの看護師のやりがいとして、「給与に大満足」とか「自分磨きができる」といったことを掲載しているサイトがある。しかし、それだけではやりがいにはならない。

 

あなたは看護師免許をもっているのであれば、あなたの看護で、お客様に感動してもらったり、共感したりして、やりがいを感じてほしいと思う。看護師として、誰かの役に立ち、喜んでもらうことこそ、仕事の醍醐味だと感じてほしい。

 

あなたはエステティシャンではない。美容クリニックの看護師だからこそ行える看護がある。「コンプレックスを取り去って、新しい自分を作り上げたい」と勇気を出して訪れた人を支え、励まし、ともに喜んでいける看護師になってもらいたいと思う。